住民票は、引越したら14日以内に移さないと5万円以下の罰金が科せられます。
大変!住民票移さなきゃ!
移す必要はないですよ~。
一人暮らしの学生のほとんどが住民票を移さない場合と同様に、応援ナースの場合も移さなくても罰せられません。
私自身応援ナースの初期の頃は住民票を都度移していましたが、今は実家の住所に住民票を残したままで引越しをしています。
ではなぜ移さなくて良いのでしょうか?
住民票を移さなくても問題ない理由
実は住民基本台帳法で定められた罰則には、例外があります。それがこの2つです。
1 新住居に住むのが一時的な場合(1年以内)
2 他に生活の拠点がある場合(実家など)
応援ナースはたいてい任期が6ヶ月ですので、1に該当します。
つまり、住民票を移さなくても罰せられることはありません。
住民票を移したことで困ったこと
住民票を移さなくても問題ない人がわざわざ住民票を移す、これによって困ったことが起きる場合があります。
実際私が移して失敗だったと思う体験談を交えて説明します。
1 住民税の納付手続きが煩雑化する
1 応援ナースの場合住民税は給料からの天引きではありませんので、自分で納付手続きをする必要があります。
2 住民税は、その年の1月1日の時点で住民票のある市区町村へ納めます。
3 納付書は、その年の5~6月ごろに送られてきます。
この納付書が送られてこなかったことがあります。
1月1日の時点ではA市に住んでいて、5月にB市へ引越しました。
ということはA市役所からB市の住所へ納付書が送られてくるはずです。
送られてこないなー、と思いながらも
放っておいたら、いきなり『督促状』が届きました。
!!!!!!!?
赤字で色々書いてあって正直かなりビビります。
急いでA市役所の担当の課へ確認し、納付書をB市の住所へ送ってもらうことで解決しました。
住民票を移すタイミングと重なり、本来B市の住所に届くはずの納付書が、A市のときの住所に送られてしまっていたのかもしれません。
お役所は然るべきタイミングでちゃんと納付書を送っている(と思いますたぶん)ので、再交付してもらうことは二度手間となり申し訳ないことですよね。
督促状には、その市区町村が指定している金融機関へ直接支払うだとか、延滞金が発生するだとか書いてあります。
今すぐ払おうにもそもそも納付書が手元になく払えない状況でしたので、今回は再交付の納付書が届いた時点ですぐ払うという約束の元、延滞金もなしでした。
2 住所をたらい回しされる
C市からD市へ引越しの際、『C市の転出手続きは終わっていて、D市へ転入届を提出するまでの期間』というのは、正式に住所が定まっていない状態です。
このときC市とD市で意見が分かれて、手続きに3週間くらいかかったことがありました。
6ヶ月でも現住所へ住民票を移すべきです
6ヶ月なら住民票を移す必要がありません
C市からもD市からも「tokoはうちの市民じゃないよ、あちらへどうぞ。」と休みの度に市役所を行き来する羽目になり、たらい回しの状態が続きました。
どっちでもいいから早く私を拾っておくれ
埒が明かないので役所同士で相談してもらい、結果6ヶ月なら住民票を移す必要がない、ということでまとまりました。
勤務が始まって仕事に集中したいし、せっかくのお休みの日なのに役所へ出向いて終わりなんて時間がもったいないです。
しかも厳密には住所不定ではありませんが、宙ぶらりんな状態ってとっても不安です。
3 車に関する手続きも必要になる
引越し後すみやかに警察署へ行き『マイカーも一緒に引越しましたよ』という手続きをしなければなりません。
ただでさえ警察署へ行くってだけで尻込みしてしまうのに、手続きには諸々書類が必要になりますので、大変面倒です。
手続きの際、運転免許証の裏の備考欄に新住所が記載されます。
住民票を移す度に新住所を記載していくと、当然あの小さな枠に書ききれなくなります。
ですので上からシールを足して書いていくことになります。
免許証って大事な証明書なのに、ごちゃごちゃしてしまったらまったくスマートではありませんね。
そのシールは簡単に剥がれてしまいそうなものです。
もし剥がれたら、警察署へ行って貼りなおしてもらうそうですよ。
私は何度も警察署へお世話になるは遠慮したいので、剥がれないように細心の注意を払って扱っていました。
さいごに、応援ナースは住民票を移す必要がない理由のまとめ
生活の拠点が他にない人は住民票と共に引越さなければなりませんが、それ以外の人であるならば
住民票は引越しの度に移す必要はありません。
というより、移さない方がいいです。
必要ないことはしないに限ります。
仕事のために引越しているので、仕事以外のことでごたごたするのは避けましょう。