応援ナースは自分が希望する病院で働けるっていうけれど、そもそも希望する病院がない場合、どうやって決めるのか悩んでしまいますよね。
本音を言ってしまえば、私を含めた応援ナースの多くが
絶対行きたい病院とかそこまでないわー。
人間関係が良ければどこでもいいし。
などと思っています。
では、実際どのようにして応援先を決めているのでしょうか?
今回は、みんながやってる応援先の選び方と選ぶコツについて説明します。
みんなこうやって決めている!応援先の選び方
選び方は、以下の3パターンに分かれると思います。
1 行きたい地域から選んで決める(一番多いパターン)
2 担当者さんからおすすめされて決める
3 すでに行きたい病院が決まっている
それでは細かくみていきましょう。
1 行きたい地域から選んで決める(一番多いパターン)
『行きたい地域』を基準に応援先を選ぶのです。
ナースパワーのCMを観たことある方ならわかりますよね?
これです。
つまり
北海道に行きたいんですけど、北海道でどこか応援を募集していますか?
と担当者さんに相談することから始まります。
すると担当者さんが応援先を探して、その日(遅くても翌日)には何件か募集案件をくださいますので、その中から選ぶのです。
市町村まで限定してしまったりあまり細かく条件を提示してしまうと、募集がないと言われてしまうことがありますので、希望の地域や条件はざっくりで指定しましょう。
これから冬なので南の方に行きたいです。
東北地方でもなるべく北の方に行きたいです。
私が過去相談した内容です。
ざっくりにも程がありますね。
ですがこんなテキトーな希望でも担当者さんはちゃんと求人を探してくださいますし、実際に応援に行くことができましたので、まずは行きたい地域を決めると良いでしょう。
・病院かクリニックか老健か
・急性期か慢性期か
これくらいは条件として決めてから相談すると、担当者さんも少しは応援先を探しやすいかと思われます。
2 担当者さんからおすすめされて決める
初動が担当者さん、というパターンです。
私の場合ですと、一ヶ所の応援が終わるとだいたいお休みをいただきます。
その間、こちらからしばらく連絡をしないでいると
今どちらに住まわれていますかー?
ご実家の近くでこのような求人がありますがいかがです?
などと、相談もしていないのに担当者さんから求人をおすすめされます。
担当者さんからしたら「そろそろ働けやー」という意味なんでしょうけど。
私を含めこのパターンで決めたという応援ナースもいます。
3 すでに行きたい病院が決まっている
リピートする場合、これに当てはまります。
一度離れたけれどやっぱりここが良い!と思える病院があるって素敵ですよね。
また多くはいませんが、その病院を他の応援ナースにおすすめされた場合も、このパターンですね。
私自身もリピートしたことがあります。
1回目と科は別でしたが、電子カルテや設備などの勝手がわかるので、業務に入りやすい利点はありました。
行きたい地域を選ぶコツ8選
次に「行きたい地域かーどこにしようか迷うな~」という方のために、地域選びのコツをお教えします。
挙げたら8個もありましたので、ぜひ参考にしてみてください。
これら8個を組み合わせて考えると、行きたい地域がだんだんと絞れてきます。
1 旅行で行ってみたい、または行ったことがありもう一度行きたいと思っている地域
この選び方はおすすめです。
つまりは興味がある地域ということですので、間違いありません。
2 趣味でプライベートが充実できそうな地域
スキューバダイビング、サーフィン、スノーボードなどの趣味を持つ方、もしくは今後アウトドアスポーツをやってみたい方は、これで選ぶ場合がほとんどです。
3 観光地である
それほど興味がない地域でも、観光地であるならば休日に思い立ったらすぐ観光に行けるのできっと楽しいはずです。
4 温泉がある
仕事終わりに温泉へ行けるなんて最高です。
温泉施設を所有している応援先もあります。
5 その時の季節・気候で考える
暑い・寒いが苦手な方は、その時期に応じた遊牧民的なスタイルはいかがでしょう?
レッツノマドライフ♪
6 その地域に知り合いが住んでいる
普段なかなか会えない遠方に住んでいる知り合いとも、その地域で働いてしまえばいつでも会うことができます。
7 他の応援ナースがおすすめする地域
応援先で知り合った応援ナースさんたちは、出身地もバラバラなこともあり、面白い情報をたくさん持っています。
相談してみると、次の応援先のヒントになる情報がもらえるかもしれません。
8 人生で一度も足を踏み入れたことがない地域
私の場合は毎回これを基準に探します。
さいごに、応援先の選び方と選ぶコツのまとめ
応援ナースの多くは、はじめから働きたい病院があるわけではありません。
理由はさまざまあれど、地域から応援先を選ぶことが多いです。
そもそも「どうしてもこの病院で働きたい!」とはじめから決まっているのであるならば、正社員になっているでしょうね。