さみしい、むなしい、もう今すぐ実家に帰りたい・・・!
引越しや一人暮らしの経験がある方ならば、一度はホームシックになったことがある方も多いのではないでしょうか。
ましてや初めての応援ナースで一人暮らしとなれば、不慣れなことだらけで本当に不安ですよね。
家族や地元の友人が恋しいと思ってしまうことは当然だと思います。
しかもこれは、応援ナース歴が長いベテランさんでも起こりうります。
かくいう私もホームシックにかかったことがあり(というより、毎回かかります)、しかもそれは突然来ます。
では応援ナースの場合、どんなタイミングでホームシックにかかるのでしょうか。
対処法も含めて、ホームシックにかかる時期を経過を追って説明していきます。
今回は前編だよ
応援ナースもホームシックにかかる?
一人暮らしをした女性の約半数がホームシックにかかった経験がある、との調査結果があります(参考:『「ホームシック」実態調査』女性の2人に1人は、「ホームシック」経験アリ! | ヨムーノ (o-uccino.jp))。
男性よりも、女性の方がホームシックにかかる割合が多いみたいですね。
とはいえ、男性でもかからないわけではありません。
私が出会った応援ナースマンさんのなかにも、ホームシックにかかる方はいらっしゃいました。
新しい職場で、最初は慣れない勤務のうえ全く知り合いの居ない土地で、果たして半年間やっていけるのかと、ほとんどの方は思うでしょう。
つまり、ホームシックは誰もがかかる可能性があるのです。
ただ、女性の方がこのような不安やストレスの影響を受けそれを感じやすく、ホームシックが長引いたり重くなったりするということなのかもしれません。
私個人としては、男女問わず引越しや一人暮らしを始めたほとんどの人が、程度の差こそあれ一度はホームシックにかかったことがあるのではと考えています。
『ホームシックとは、故郷を恋しく思う状態』
なわけで、「実家に帰りたい・・・」なんて、誰もが一瞬でも思ったことがありますでしょう?
ですので、実は皆さんホームシックであるのに気付いていないだけなんですよ、きっと。
ホームシックにかかるタイミングとその際の対処法
一般的に多くホームシックにかかる時期を基に、私が実際経験したタイミングと照らし合わせると、応援ナースの場合は引越しをしてから大きく4回、ホームシックにかかりやすいタイミングがあります。
もちろん、すべての応援ナースさんに同じように当てはまるわけではありませんので、ご承知おきください。
引越し初日
① アパートに着いた直後
まず、何も無いがらんとしたアパートの部屋に立ったときですね。
ふと寂しい感覚が過ぎります。
今着いたばかりなのに
すでに帰りたい・・・、いやいやまだ何も始まっていないじゃないっ!
と、一人ツッコミをしてから掃除や荷ほどきなどを始めると、寂しい気持ちは一瞬で終わります。
② 夕ご飯を食べているとき
片付けが一段落して夕ご飯を食べているとき、テレビをつけても不思議と静かな感じがして虚しい気分になります。
ご飯もなんだが味気ないです。
かか様のみそ汁が恋しい・・・ぐすん
ただ、今日一日引越しのための移動や部屋の片付けをしてかなり疲れているので、早めに床につけば翌日にはそんな気持ちは無くなります。
なにせ翌日からも買い出しやナース服の裾上げなど、勤務初日までにやらなければならないことがたくさんありますので、寂しくなっている余裕などないのです。
勤務が始まって約1~2週間後
仕事で覚えることが多くそれが嫌になったり、残念ながら相性の良くない同僚が居たりすると、無性に帰りたい気持ちが強くなります。
前の職場はああだったのにな・・・
などと、どうしても以前働いていた職場と比べてマイナスに捉えてしまいがちになります。
そんななかでもこの時期は応援ナース仲間との交流も始まり、プライベートが充実していきます。
そこで、情報交換・共有をしたり遠慮せず愚痴を言い合ったりしましょう。
他の応援ナースさんも、自分と同じことを思っていたんだなぁ
ということがわかって、気持ちが楽になりますよ。
また単純に、仕事もプライベートも忙しいということもあり、帰りたい気持ちは徐々に薄れていきます。
勤務が始まって約1ヶ月後
業務や職場の人間関係にも慣れてくる頃、
そろそろ一回帰りたいなぁ
と思うようになります。
帰りたくてどうしようもないというのではなく、帰れる時間があれば帰りたい、くらいの気持ちです。
夜勤が始まる時期でもありますので、明けでの連休も取りやすくなりますし私の場合はここいらで一回帰省します。
初めての夜勤のときなんて特に、明けで帰省の予定を立てておくと夜勤が頑張れますよね。
実家・地元に帰省したとき
もっと実家でゆっくりしたいしもう働きたくな~い
と長期間の帰省ほど、応援先のアパートへ戻るのが面倒になります。
また特にアパートへ戻る前日に、その気持ちは強くなります。
どうにかしてシフト変更できないかなとか、台風で飛行機や船が欠航しないかなとか、そこまで考えてしまいます。
とはいえ、そんな奇跡は滅多に起きるはずがありませんね。
ですので私の場合は、応援先のアパートへ戻ったあとのプライベートの予定を立てておきます。
予定は何でもよいですが、日にちは戻る日の夜や翌日などなるべく直近がベター。
誰かと会う約束があれば、戻ることが楽しみになります。
ターニングポイントは【勤務が始まって約1~2週間後】
勤務が始まって約1~2週間後、この頃のものの捉え方や気持ちの持ちよう、あるいはそこでの人間関係などによってホームシックにかかるか、かかっても軽く済むか、逆にひどくなるかが決まるのではと思います。
そしてあくまでも目安ですが、だいたい1ヶ月くらい(業務や人間関係に慣れる頃)経てば、その後ホームシックにかかりそうになっても何とか乗り越えられるでしょう。
さいごに、応援ナースもホームシックにかかる?のまとめ
誰もがかかる可能性があるホームシック。
かかってもたいていは症状が軽く、今回説明したような経過を辿ります。
つまり、特別なことをしなくても時間の経過と共に解消されていきますので、心配はありません。
では、ホームシックが長引きそうなときや乗り越えられなさそうなときはどうしたらよいのでしょうか。
次回、ホームシックがひどくなる前に私が実践していること、についてお話ししていきます。
後編もお楽しみに~